世界史

序章-先史の世界-

人類の進化

さぁ世界史の学びをはじめよう。

ここで、あぁ世界史って面白くないなと感じる人が多いんです。

猿人?新人?ホモ=サピエンス?きいたことのある言葉は多いと思いますが、いまいちわからない。

でも大丈夫です。みなさんがわからないことがあるように本当にわかってないこともたくさんあるんです。

それはなぜか…

だって当時のことが文章などで残っているわけではなく、化石や遺跡から当時のことを考えなければならないからです。

この文字が発明される前の時代。これを先史時代と呼びます。

今回はこの先史時代。文字のない時代のお話です。

人類最大の特徴とは?

人類は猿人、原人、旧人、新人と進化していきます。

ここで、我々ヒトと他の動物と区別する最大の特徴はなんだと思いますか?

それは直立二足歩行です。

ヒトは直立二足歩行によって、様々な恩恵を得ました。ここらへんからは諸説あり調べていくとかなり面白いと思います。

ではどういった恩恵があったのか。それは手が自由になったことと脳が大きくなったことです。

手が自由になったことで、より複雑な作業を行えるようになります。手先を動かすことで脳が刺激され、脳の発達を促します。

説明の順番が前後してしまっているかもしれませんが、脳が大きくなるということは重くなることです。

直立二足歩行の状態だと脳の重さを体全体で支えることができます。しかし四足の場合は首への負担がかなりのものになってしまいます。脳を大きくさせるには体自体も大きくしなければならず脳だけを発達させるには限界があるのです。

このように直立二足歩行は、ヒトに大きな恩恵をもたらしました。

進化

さて、ここまで発達とか進化とか書いてきましたがこの進化という考えで世界に衝撃を与えたのがダーウィンでした。

進化論を初めて唱えたのはダーウィンではありませんが、1859年に出版された「種の起源」が話題となりました。

1859年といえばまだ約150年ほど前のお話です。この種の起源が問題となるのは、キリスト教との関係です。

進化論を人間に当てはめると、我々はサルから進化したということになり聖書に書かれている神がアダムとイブを創造したというお話が成立しなくなります。

当時の人々は聖書の内容が私たちのルーツと信じていたので、聖書の内容と進化論が対立することになりました。

実は現代でも進化論を教えることに対して反対する人がいるくらいですから、当時の批判は相当なものだったと思います。

人類の登場

猿人

ヒトが登場するのは約700万年前に遡ります。

その最初の段階を猿人と呼びます。ここで有名なのがアウストラロピテクスです。

アウストラロピテクスはアフリカで発見されました。この名前は「南方のサル」を意味しているそうです。

では最古の人類はどんなでしょうか?それはサヘラントロプスと呼ばれていますが、異論も出ています。ぜひ調べてみてください。ゲームのメタルギアソリッドVで登場したメタルギアサヘラントロプスはここからですね。

アウストラロピテクスのなかでルーシーと名前がつけられている化石があります。これは、スカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY」と関連がありますね。人類の進化を表現したこの映画にはぴったりの題名だと思います。

かなり話がそれました笑

映画とゲームがかなり好きなので、これからもちょいちょいでてきます。ですが、世界史の知識を持っているとこういったネタに気が付くことができます。作り手がどういった想いや意図を持たせとうとしているのか、わかると作品の見え方がまた変わってくるのではないでしょうか。

原人

次いきましょう。猿人の話をしてました。猿人の次は原人です。

原人は脳の大きさも格段に増え、石を砕いて作る礫石器やハンドアックスなどの打製石器を使い始めた他、火の使用もこの原人の時期からとされています。

特に有名なのが、ジャワ原人北京原人ではないでしょうか。

ジャワはインドネシアのジャワ島です。地図で確認しながらいきましょう。

世界史を学ぶうえで場所は重要です。あぁここらへんかーという感覚が積み重なっていくと世界の流れを掴みやすくなります。あと旅行で行ってみたいなとかおもいます笑

旧人

では原人ときて、お次は旧人です。

この旧人で有名なのがネアンデルタール人です。

このネアンデルタール人は脳の大きさも我々、現生人類と変わりません。

また死者を埋葬するなどの精神文化も発達していました。

ん?なんで埋葬されたなんてわかるんだろうと思いますよね。これは化石のまわりから大量の花粉が発見されたからです。花粉が大量にあるということは花が供えられていたということであり、供えるという行為から埋葬を裏付けているということのようです。

そのほかにも、生まれながら身体に障害を持った高齢者の化石も見つかっています。生き抜くことも難しいこの時代に、こういった化石がみつかるということは仲間の助けがあったから生き抜くことができたということでしょう。

これらのことからネアンデルタール人には社会とよべるものがあったのかもしれません。

新人

最後に登場するのが新人(ホモ=サピエンス)です。

有名なところはクロマニョン人、周口店上洞人(しゅうこうてんじょうどうじん)です。

新人は洞穴絵画という素晴らしい美術作品を残しています。

それがフランスのラスコーとスペインのアルタミラにあります。

さてここまで人類の進化の話をしてきました。猿人、原人、旧人、新人と。

しかし新人はDNA解析の結果により旧人から進化したのではなく、旧人と新人は共通の祖先から分岐したとわかっています。

最近の研究では我々のDNAに旧人のネアンデルタール人のものも含まれており交配していた証拠がでてきています。

ここらへんは新たな化石や研究が出てくると大きく変わってくるのでまだまだ謎やロマンが詰まっています。

旧石器時代

猿人から新人まで、石などを砕いて作った打製石器を使用していました。

このように打製石器を使って狩猟採集の生活を行っていた時代を旧石器時代と呼びます。

旧があるということは新があるということです。

打製石器からより高度なものとなった磨製石器を使い、農耕牧畜の生活を営んでいった新石器時代のお話は次回ということで。

アディオス